歩くことが、きっと何かを教えてくれる

今は便利な交通機関がたくさんあるから、
人は歩かなくなったよね。
ぼくなんかが山をとっことこ、とっことこと
歩いて廻って、たとえば夜中の一時に寺を出て
朝の八時ころに帰ってくると六、七時間。
成田空港から飛行機に乗ったらタイかベトナムの方まで
行けちゃうよ。
そんな時代だもの。
本当は人間の心の世界というものは、そんなスピードに
ついていけないんだけども、置き忘れられてしまってる気がする。
心がおっつかないから迷ったり、生きるのがしんどくなる。
世の中だってぎくしゃくしてくる････。
もういっぺん振り出しに戻ったり、
本来の姿を振り返る必要があるんじゃないかと思う。
それには、歩くことなんじゃないかな。
人間の自然な姿は歩くことだから、歩くことは人間を
振り出しに戻してくれる、なにかを振り返らせてくれるような気がする。
原点かもしれない。
地べたに足がつくことで、土地とふれあい、
大地の力をいただくことができる、
何かを置き忘れているような気がしたら、
すこしずつでいいから、歩いてみるといい。
歩くことがきっと何かを教えてくれるよ。

　　
　　　　　　　　　天台宗大阿闍梨
　　　　　　　　　酒井雄哉　一日一生　より抜粋



大阿闍梨さまにお会いしたいなぁ･･･
お休みだから、歩きに行こう。
そうだ。そうだ。そうしよう。

ババジの言葉

すべての人類を愛し仕えなさい。
人々を助けなさい。
明るくありなさい、思いやり深くありなさい。
押さえきれない歓びの発電機でありなさい。
すべての人々の顔に神と善良さを見つけなさい。
過去をもたない聖者はなく、未来をもたない罪人はいない。
すべての人を讃えなさい。もし誰かを賛美できない時は、
その人をあなたの人生から自由にしてあげなさい。
オリジナルでありなさい。創意に満ちていなさい。
勇敢でありなさい。何度も何度も勇気を奮い起こしなさい。
模倣をやめなさい。強くありなさい。
前向きでありなさい。他人に頼るのをやめなさい。
自分の頭で考えなさい。自分自身でありなさい。
すべての完全さと聖なる徳はあなたの中に秘められている...
世界にそれを示しなさい。
叡智もすでにあなたの中にある...それを輝かせなさい。
神の恵みがあなたに自由を与えることを。
あなたの生を薔薇の花のごとくにあらせなさい...
沈黙の中で、薔薇はその芳香を言葉とする。



　　　　　　　　　　　インドの聖人　ババジの言葉




この言葉がすきだ。
Om shanti shanti shantihi

抱くことば

慈愛と、人を愛する優しさを心のなかにもっていれば
何かが自然にあなたの内面にあるとびらを
開いてくれるのです。
それを通じて、あなたたちは他の人々と
ずっとたやすく心を通わせることができるようになるのです。
温かな気持ちは開かれた心を生み出します。



私たちの本当の敵は、
無知、憎しみ、欲望、嫉妬、傲慢という心の毒です。



　　　　ダライ・ラマ14世　抱くことば　より抜粋




疲れたな。
今日の私はまったく良くない。

心の毒に支配されたようだった。
そんな日はきまって、
食べ過ぎたり飲みすぎたりする。
いかんなぁ･･

ニュートラルでありたい。

おやすみなさい。

仕事の前に

週に一度か二度の母のリハビリ待ちで一人お茶を飲む。
チェーン店系のコーヒーショップなんだが、何となく落ち着く。
本を読んだりぼーっと考え事してるんだかしてないんだかわからない時間を過ごす。
何とも安上がりなお一人様時間だが、とても気に入っている。

母の入院手術からあっという間の３ヶ月が過ぎた。効果があるのかないのか判らないほどのリハビリにイライラすることも度々だ。
優しくないよ。私。
人はみな老いる。
老人だらけのリハビリ室で毎回実感することだ。母もまた然りだ。
切なさとイライラがない交ぜになり、やりきれない思いに苦しくなる…


春がやってくるね。
暖かい陽射しが射し込んで心も暖かく柔らかくなれたらいい。

さて母を家まで送って今日も仕事だ。
これが今の私の現実だ。いつも元気で前向きにいたいけれど、なかなか難しいね(笑)

今日も頑張ろうか…

生きる意味

｢人生の目的は幸せになることです。｣

｢心の本質は池の水のようなものです。
嵐で水がかき乱されれば、
池の底の泥が浮き上がって水をにごらせます。
しかし水の本質は汚いものではありません。｣

｢考え方が前向きになっていれば、
たとえ四方を敵に囲まれていても、
心の平穏を失うことはありません。｣


　　ダライ・ラマ14世
　　　　　抱くことば　より抜粋




流れていく毎日。
ただ時間に押し流されてしまわぬように。
幸せでありたいと願います。

私もあなたも。